スパイラルパーマは立体的に凸凹とらせん状になるように巻くパーマです。
「スパイラル」=「螺旋(らせん)」という意味です。
スタイルに合わせた量の髪を手に取り、ロッドにぐるぐるに巻きつけた後ゴムで止めます。
髪質に合わせて通常よりもやや強めでかけると、スパイラルパーマのリッジ感が際立ちます。
【ロッドの太さ】【巻きつける回転数】【薬の強弱】【放置時間】で
パーマの強さは変化します。
スパイラルパーマをかける上での注意点
最低5センチ程度からかけられます。
長い髪にはロッドの長さをロングロッドに変更すれば対応できますが、
短い髪にはらせん状に巻きつけることが物理的にできなくなっています。
②ダメージ
Cカールに比べるとダメージは強く、薬剤がやや強めになります。
美容室では髪質とお客様のイメージする強さを共有した後に薬剤を決めます。
例えば、
【剛毛、太め、多毛、直毛、バージン毛】の髪質の方がいたとします。
イメージするパーマ感にするには【普通毛】に比べると【強い薬剤】が必要になることは分かると思います。
【軟毛、細め、少毛、癖っ毛、施術の歴がある髪】の髪質の方がいたとします。
先ほどの【剛毛…】の方に比べて強い薬剤、弱い薬剤どちらを使えば
イメージする髪型に近づくでしょうか。【弱め】だと思います。
このように、人によって髪質や状況は様々です。
その自分の状況を知らないまま良いイメージを持ってお客様はご来店されます。
ダメージ的に難しい場合は、【パーマをお断りする】という判断も必要になります。
しっかりと現状を把握して、ダメージの有無を判断しましょう。